銀座は今日も雨

雨ですね。
横断歩道が夜景を写して華やかですね〜。

3月は雨が多い。
いいんです。来るべき季節はすぐ間近。その前哨戦みたいなもん。
といっても夏が一番好きなんだけど。
でも、
真っ只中って幸せと共に寂しさを感じるもので。
この(例えば季節)幸せは長くは続かない、いずれ終わるもの。
やがて、一雨毎に寒くなって、秋が来て、冬が来る。
であれば、その只中の匂いや空気、音、映るもの、を感じ始める瞬間が
一番幸せなんじゃないだろうか。
ここ数年の思想。
これは全ての事柄に当てはめる事が出来ると僕は思っています。
始まると終わるもの。
人と出会えば別れが必ず来るもの。(これはある葬儀屋の科白)
寂しい考えかとも思ったけど、世の常、儚さ、避けられない現という事にして、
それさえ、雅だとすら最近は思ってきており。

とりあえず、
沈丁花が咲き始めて目と鼻でも春の訪れを感じ始めた。
嬉しい限り。
桜もぽつぽつと開き始め、
やがて散り、ツツジが咲き、
地面に落ちた牡丹の花が濡れている・・・
来るべき好きな季節が始まるけど、
四季がなければこの嬉しさも半減なのだろうな。
もう少し、冬が短ければ。。
そんなわがままを思う、31歳、鰥夫。